ケアマネ奮闘記:担当利用者の離院事件

ケアマネージャー

はじめに

今週も皆さんお疲れ様でした。ケアマネジャーとしての毎日は、新たな試練の連続です。今回は以前にあった珍事件についてお話しします。ケアマネジャーの仕事って何なんでしょうね。

「脱走」事件

今週の出来事の一つとして、担当の利用者さんが病院を離院したことがありました。悪く言えば「脱走」ですが、本人はそうは思っていません。自宅に置いてある通帳が気になって、私の事務所まで歩いて来てしまったのです。この方、実は胸椎を骨折して入院していたのですが…。

一人暮らしの利用者さんのサポート

この利用者さんは一人暮らしで身寄りがありません。頼るのはケアマネジャーである私しかいないため、私を頼って来られました。通帳が気になるという本人の心配事に対して、私の最大の心配は「病院を出されないか?」ということでした。骨折はしているものの歩ける状態で、病院としてはリスクを取りたくないのが本音でしょう。

退院問題とその対策

こういった状況での私の行動としては、以下の2つがあります。

  1. 自宅に帰ってからのプランを考える。
  2. 病院に謝り、入院を継続してもらう。

もちろん、入院の継続が希望ですが、病院としては本人が帰りたいと思っている以上、無理に引き留めたくはないものです。そして週明けに退院が決まりました。

結果と今後

しかし、運命の週明けに神様からのご褒美がありました。「ご本人がまだ入院を希望しているので入院継続になりました。一ヶ月後に退院になります」との連絡が入りました。不思議と何とかなるものですが、精神的には辛い日々が続きます。

まとめ

毎日のようにこうした出来事が繰り返される中、私たちケアマネジャーは利用者さんのために最善を尽くしています。私はまだ居宅ケアマネを始めて半年にもなりませんが、前担当者から引き継いだこの困難な事例を通じて、多くを学んでいます(ベテランが投げ出した利用者さんですがとても勉強になっています)。

担当件数はまだ20件もありませんが、このような状況です。よくもまあ予防の方も含めて40件以上もケアマネが担当できると考えているのでしょうね。誰が考えているのでしょうね。よく仕事のできるケアマネ経験のある方が決めたんでしょうね。ってこの愚痴はまた別の機会で!笑

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