介護現場のやりがいと現実

仕事のやりがいとは?

先日、職場で「今の仕事をしていてやりがいがあったエピソードを教えてください」というアンケートが回ってきました。そのアンケートの真意を聞くと、介護の現場のやりがいを発信し、若者に介護職の魅力を伝えるためだそうです。

私が働いている会社は全国的に名前が知られている企業です。入社当初は「しっかりした会社なんだろうな」と思っていましたが、実際はかなりずさんな職場でした。例えば、介護の現場の長が誰なのか分からない、今年度は1億円の赤字にも関わらず無関心な態度、トップの考え方が古臭い、といった問題があります。

やりがいと離職率の関係

「やりがいがある仕事だから離職率が低い」とは限りません。実際に、介護の職場でも職員の定着率が高いところもあります。やりがいは同じ仕事をしている以上、同じはずです。

退職を考える要因

退職を考える理由には、主に以下の3つが挙げられます。

  • 給料
  • 人間関係
  • 職場の雰囲気

私の職場では、給料は平均くらいか少し低い程度ですが、スタッフの負担が大きく、上司は楽をしています。介護の仕事はボランティアではありません。

人間関係は現場同士では比較的良好ですが、上司との関係は良くありません。一度楽を覚えると仕事をしなくなるのでしょうか。

職場の雰囲気も良くありません。会社のやり方や上司への不満が大きく、愚痴が多いです。良い人材はすぐに辞めてしまいます。

やりがいとは?

やりがいがある仕事であれば、離職率が低いとは限りません。大切なのは、給料や人間関係、職場の雰囲気などの要素です。職員の仕事をきちんと評価し、給料に反映させることで、やる気のない職員はいなくなり、人間関係や職場の雰囲気も良くなると私は考えます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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